リーグ4連覇と日本一連覇を狙う巨人の原辰徳監督(51)が9日、
広島戦が雨天中止となったマツダスタジアムで1軍に帯同している
ドラフト1位の長野久義外野手(25)、土本恭平投手(24)、市川友也捕手(24)の
新人3選手の開幕1軍入りを示唆した。新人で3選手が開幕1軍なら、
開幕ロースターが発表されるようになった85年以降ではチーム初。
開幕スタメンも狙える長野は、10日の阪神戦(皇子山)に向け意気込んだ。
サバイバルが続いている時期に異例の発言が飛び出した。
広島戦が雨天中止となり、室内でナインの練習を見守った原監督は
長野、土本、市川の新人3選手について「開幕1軍の可能性は十分にある。
3人とも戦える力はあるよ」と言い切った。
開幕ロースターが発表されるようになった85年以来、
新人が3人も開幕1軍に残った例はない
。原監督は実力至上主義で「若手の育成が目的ではなく、勝つことが目的」が持論。
指揮官が3選手の開幕1軍の可能性を示唆したのは、それだけ実力を認めている証拠だ。
特に長野は開幕1軍どころか、開幕スタメンも狙える逸材。
もともと守備と走塁には定評があったが、ここまでオープン戦7試合で
打率4割、1本塁打、12球団トップの9打点は規定打席には到達していないが“チーム3冠”だ。
10日の阪神戦は相手の捕手が城島となる可能性もあるだけに
「勉強したい。社会人時代は配球をメモしたりしていたけど、打席に入っての感覚を大切にしたい」
と阪神バッテリーとの対戦を肥やしにするつもりだ。
140キロ台後半の直球と切れのあるフォークで評価が急上昇中の中継ぎ右腕・土本も
「開幕1軍は目標だけど、結果を出して1軍に定着したい」と志は高い。
阿部、鶴岡に続く3番手捕手での開幕1軍を目指す市川は
近日中にスタメンマスクをかぶる予定で「元気はつらつとしたプレーを見せたい」と目を輝かせた。
ここ数年は坂本、松本、山口ら生え抜きの若手が主力に成長している原巨人。
中堅、ベテランの危機意識も高まり、年々、チーム力は上がっている。
リーグ4連覇を狙う2010年は長野、土本、市川が新風を吹き込む。
(PEN NAME トリプルクラウン)





